少し前のこと。
ジュニア向けの読書指南本を開いたら、懐かしい本、読みたい本、読ませたい本がザクザク・・・という記事を書きました。
そして、中1娘ポジの背伸びしすぎな選本も😆
(案の定ポジが読破することはできなかったけれど、父母それぞれで、ポジも読んだあたりを例に出して話すことはできたのでまず良し)
その後、母お薦めの『氷点』はサクッと読み終わったポジ。
早速予約した『続氷点』が三連休に届いたので、ちょっと久しぶりに1人で地元図書館へ。
ついでに見つけた本も借りてきて、👇こんな感じ。
おお、『王妃の帰還』って、柚木麻子さんなのね。
柚木さんの『本屋さんのダイアナ』が、予約して届くまでに時間がかかったので、今やっとルンルンで読んでいる最中のポジ。
気に入った作家さんができるのは嬉しいよね。
『トム・ソーヤーの冒険』は、はやみねかおるさんの『都会のトム&ソーヤ』シリーズに一時はまっていたから、原作も!と思ったのだと。
他は、図書館文庫コーナーの中高生向けお薦めで目立つように置かれていたものだそう。
読みたいものをいっぱい借りてこられて、何より。
ここでは写真を載せてないけれど、学校図書館で借りたジュニア向け本の期限も迫っているみたいなので、なかなかに本に埋もれておりますね📚
区立図書館の貸出期間の2週間で、今あるもの全部の読破は厳しいと思うけど、延長しつつ、いっぱい読めるといいね🎵
真面目な本も、娯楽色が強い本も、読めば読むだけ心の栄養、心の経験値になると思います。
たくさん、たくさん読んで。
実体験だけでない紙の上の体験も積み重ねて、心に翼をもって羽ばたいてほしいです🪽
(『本屋さんのダイアナ』も、この後結構エグいエピソードが出てくるんだから、覚悟して読むのだぞ、ポジ)
私はといえば、ポジのための『続氷点』、また読み返してしまいました!
(『氷点』『続氷点』、もう懐かしい。20年ぶりくらいにページを開いたわ👀)
『続氷点』の中で陽子が引用する名言は、「一生を終えてのちに残るのは、われわれが集めたものではなくて、われわれが与えたものである」。
この言葉に、陽子の父の辻口啓造は、自分が11年前に命を落としかけた大事故と、その時に人を助けて死んだ宣教師を思い出します。
その衝撃的な出来事を機に、自分の生き方を見直そうと思いながらも、見直しきれず11年を過ごした啓造のむなしい気持ち。
そうなんだよね。
人間、何度も心を動かされ、良き方へと向かいたくなり、それでもまた日々の雑事に塗れ、結局は昨日と大して変わらない今日を、もがきながら生きていく。
若い時もかなり心に残る作品だったけど、歳をとった今も、考えさせられます。
そういえば、『本屋さんのダイアナ』と一緒に予約して届いた私用の『苦海浄土』は、情けないことにかなりの飛ばし読みで読んで、返却しました。
被害にあった当事者の苦しみを淡々と述べる筆致には物凄い迫力を感じましたが・・・
しっかり頭を揺さぶる本を読む頻度が明らかに落ちているから、半端にしか読めなかったんだろうなぁ・・・
自分の休養やら娯楽やらでつい時間を使ってしまい、いざ読書となると、一回読んでる本のような読みやすい方へ、ついつい逃げてしまう私が居ます。
でも、少しずつ、ポジにかまけてばかりでなく、自分の読書もしていかなくてはね。