これは数日前の朝の出来事。
(ついつい書き終えられずに下書きに埋もれちゃっていました)
洗面所にて丁寧に触覚を整えた後、機嫌良く朝食テーブルに座った中3娘ポジ。
朝のNHKニュースでは、入社間もない若者の退職が増えていることに対し、会社がどう対応するか?という内容を報じていました。
取り上げられたケースは、確か、新入社員が仕事量が多くてうまく捌けないけれど、困っていることを上司に言えなくて。
でも会社が作った心のアンケート的なものを介して苦境を伝えることができて、新入社員も上司も助かった、みたいな内容。
朝の家事の最後のバタバタを片付けながらだったので、うろ覚えだけど。
見ていたポジは、「何で困ってるのに上司に言えないの?言えないくらい遠慮してるのに、アンケートには書けるの?ポジだったら、きちんと最初から相談する。大変でも自分がなんとかできると思ったら、アンケートにも書かないよ」と呆れ顔。
現時点14歳のポジがそう言えるくらいまっすぐ育っていることは嬉しい。
ナツだって本音はそう思うからさ。
だけど一方で、働くってことは複雑で、そう思って口にするポジやナツは、要は恵まれているだけかな・・・という気もします。
職場環境。
周りの同僚の空気感や本人の受け止めによって、地獄にも天国にもなりうるものだと思います。
ナツの仕事では、ものすごく非常識な相手に会うことはあるけれど、自分サイド🟰同僚や上司というのは基本的に常識人。
親方日の丸ゆえに、むむ?と思うような極楽とんぼキャラもいないわけではないけれど。
どんな職場に行ったとしてもバリバリに仕事を回せるであろう、理解力と判断力のある人が多いです。
いや、でした、と言うべきかな。
そういう環境も少しずつ壊れ出しているような・・・でもまだ今の所大丈夫・・・かな。
今まさに進路を考え始めているポジ。
母ナツは狭い世界しか知らないから、いつも適切なアドバイスができるとも限らない。
可愛いポジがどんな職場に行くのか、今はまだ皆目わからないけど、何が正しくて何がおかしいのか、その場でしっかり考えて判断できる若者になっていてほしい。
そして、おかしいことがおかしいと言えない職場にはそもそも近づかないでほしい。たとえ足を踏み入れても、全力で逃げてほしい。
そういう肌感覚さえ育てられれば、子育てかなりの部分が大成功じゃないかと思う今日この頃です。