やっとのことで、土曜夜ですね🎵
いつもながら、平日は駆け抜けるだけでヘトヘト、土曜夜あたりからやっと正気に戻る?ナツです。
先週から読み始めた『呪われた町』。
(スティーブン・キング 著 2011年改訂新版 集英社文庫)
世に出たのは1975年、既にホラーの古典の立ち位置です。
この名作にインスパイアされて書かれた『屍鬼』を先に読み、それから『呪われた町』を読んでの、私の感想としては・・・
文句なしで『屍鬼』の方に軍配を上げます!
ホラーだということを考えると自然な成り行きかもしれません。
怖さの感覚とかは、やはり自国のものがリアルにしっくり来るのが当たり前。
でも、軍配を上げたくなった理由はそれだけではありません。
『屍鬼』の良さは、日本らしい怖さと言うより、日本らしい閉塞感のある村の中で描かれる、人間の普遍的な葛藤だと思います。
変貌した親しい相手への葛藤が、本当に人それぞれで、リアリティに溢れています。
次は何を読もうかな。
明日、図書館へ行く余裕があると良いんだけど・・・