三連休最終日の昨日。
とある理由から、中2娘ポジとナツの間で大学入試や就職についてのリアルな話に花が咲きました。
指定校推薦、総合型選抜、一般入試。
そして就活、就職。
今までも話そうとしたことはあるんだけど、肝心のポジに、とてもじゃないけど準備が足りなくて、話せなかったこと。
今回は、思いがけないきっかけから、ポジが「さっきの話を詳しく聞かせて」と言い始めて、ナツとしてもびっくり&嬉しい‼️
ポジなりに、「これって難しいからあっちの方が良いんじゃないか?」とか、「おとーさんとおかーさんはどうだったの?入試科目は?」など、真剣に質問をしてきておりました。
母ナツがどうやって第一志望の大学を決めたかって?
いやいや、入試科目が少なくて有利だったからってだけじゃなくて。
そもそもが文学部に憧れていて、文学部っていうのは絶対だった。
ある作家さんが当時大好きでね。その作家さんの出身大学だからというのも魅力で選んだんだよ、とか。
「え?その作家って?」
確かに・・・!
これ、ポジにきちんと話したことなかったね😳
その作家さんに対して、もちろん今も敬愛の情はありますが、すっかり当時の熱は冷めてしまって。
ポジには他のもっとメジャーな作家ばかり勧めていたもんね😅
自分自身の大学選びについても話しつつ、ナツが今回心がけたのは、ある特定の受験方法を推さないこと。
ポジはきわめて子どもらしく「ポジ〇〇で受験するのが良さそう」なーんて言いましたが。
ナツの中にも確かに〇〇が良いという思いはあれど、そこに今賛成すると、そのことがポジのバイアスになるのが怖くて、わざとかなりそっけなく対応しました。
ポジが本当にその入試形態で戦えるのかなんて、まだ判断しきれないからね🙄
そして、父母の時代ともまるで違うので、ナツだって実は手探りだってこともありのまま吐露しました。
「しっかり勉強しないといけないってことなんだね」と呟いていたポジ。
そういう色々を考えながら、まずは高校受験に向かい合っていかなくちゃいけない。
先を考えると気が遠くなるけど、良い機会でした。
そこから話は流れ流れて、いつのまにやら、ポジ中学校の後期の委員会の立候補のことへ。
ポジは、前期に〇〇委員長がやりたかったけれどクラスメイトの票を集めきれず、涙を飲んだそうで。
でも委員長になった子が「ダルい」なんて言っているのを耳にしてすごくモヤモヤしたとか。
後期にもう一度立候補したいけれど、何て言えばクラスメイトに「ポジに任せよう」って思ってもらえるのか、悩んでいるとか。
「委員長になった◻︎◻︎はね、明るくてハキハキしてて確かに頼れる。でも、ポジは◻︎◻︎は良いとは思えないところがあるんだよ。
頭良くてリーダータイプなのは、◎◎とかと似ている。でも、◎◎だったら人の意見を否定する時も代案出してくれるのに、◻︎◻︎はそうじゃない。否定するだけ。そこが嫌だって気づいたんだよ」
合わない子は合わない、で切り捨てて思考停止していた中学生のナツより、ずいぶん偉いこと👏
そういうことをきちんと考えて、言葉で表現できるのは凄いよ。
お母さん、背伸びして難しそうな本を読んでいても、今ポジがクラスメイトを分析しているようなことはできていなかったからさ。
クラスで華やかな目立つ子が、これからの人生ずっとそうとは限らない。
毎日自分がやらなきゃいけないことをして、自分や家族の生活を支え、ひいては世の中を支えていくって、本当に地道なこと。
今、一生懸命悩んだり努力したりできているポジなら、この先は絶対大丈夫だからさ。
ずーっと話して話して、ポジの表情もずいぶんスッキリしました。
こうやって家族に一生懸命話すことも、当たり前ながら言語化。
友達にしか言えない内容も増えるだろうけど、母親にしか言えない内容もあるだろうから。
アドレナリンが出まくって喋りまくるポジの相手をして今日もまた寝不足ですが。
これからもポジがいろんなことを言語化できる家庭でありたいと思います。
(今回たまたま出張中の夫とも、大学や就職のこと、聞いたり話したりできると良いよね)
しかし、しかし、残念なこと一つ。
就職の話の中で、「足切りって何か知ってる?」とナツが聞いたら。
ポジちゃん、足に手刀当てる真似をして、「うーん、知らない」。
でもね、ヒロアカで、戦いの中で自ら判断して自分の足を切るって話があるよ!!
と、目を輝かせて言っておりました。
・・・はい。
一般的な「足切り」の意味は頑張って説明しました。
母、よく頑張ったぜ。
今週もまた、走り抜けるぞ💪